知ると知らないで効果が違う!ストレッチ 基本の基本
運動の前のストレッチはもはや当たり前ですが、日常生活でもストレッチってとっても大切!
毎日のセルフケアとしてストレッチを取り入れることで、皆さんお悩みの肩や腰の痛みを予防することができるんです。
いつもしているストレッチに、ぜひ取り入れてみてくださいね!
そもそも、人間の体は大まかに、骨と筋肉でできています。
そして、私たちの体を動かしているのは、主に筋肉です。
筋肉は、言ってみれば骨と骨をつなぐゴムみたいなもので、伸びたり縮んだりすることで、腕や脚や指やらを動かしています。
ところがこの筋肉。
変なところまで似ていて、同じ姿勢を続けていると、本物のゴムと同じように変なクセがついてしまいます。
長時間、床に寝っ転がってテレビを見ていると、体が強ばってしまうような感じがしますよね。まさにあんな感じ。クセがついて硬くなってしまった筋肉により、思ったように体が動かなくなってしまいます。
(そしてそんな時に限って、うっかり中腰になり、ぎっくり腰になってしまうのです…私のことですが…)
硬くなった筋肉をそのまま放置していると、関係する関節にも負担をかけてしまいます。それにより、より重い痛みを発生するようになってしまうのです。
ストレッチの目的
筋肉を伸ばして、動きやすくすること!
硬くなってしまった筋肉を、ゆっくり動かしてあげることで、関節への負担も少なくなり、日常生活での動作も楽になります。
ストレッチのお約束
- 反動をつけず、ゆっくり行う
- 呼吸を止めない
- 無理に伸ばしすぎない
- 毎日コツコツ
- 20秒キープ! ←これが一番大事!
筋肉の特徴を知っとこう!
- 収縮性=縮む
- 興奮性=刺激に反応して縮む
- 伸展性=伸ばされていても縮む
- 弾力性=縮んでも元に戻る
つまり、筋肉はそもそも縮むのが仕事なんですね。
もちろん「弾力性」によって縮んでも元に戻る力はありますが、長時間同じ姿勢を続けていると、前述の通りクセのついたまま固まってしまいます。
ではそんな縮むの大好きな筋肉を伸ばすにはどうしたらいいんでしょうか?
ヒントは「興奮性」と「伸展性」にあります。つまり、
リラックスした状態で、
筋肉があきらめるまでゆ~~~~~っくり伸ばすこと
が大切なんです。
筋肉があきらめる時間ってなによ?
縮むの大好きな筋肉も、約15秒ほど伸ばし続けると
「もう緊張して縮まなくてもいいかな?」
「流れに身を任せて伸びたほうがいいかな?」
と判断します。筋肉が縮むのは防衛本能とも関係しているんですね。
なので、必ず20秒は姿勢をキープするようにしましょう。
もちろんお時間がある方は、もっと長くても大丈夫です。
ストレッチにはこんな効果も…
- 外傷・障害を予防する
- 血行促進
- 関節可動域を拡げる
- 精神的にリラックスさせ、集中力を高める
個人的には血の巡りがよくなるのを感じながらするのがオススメです。
どうしても20秒キープできない方は、好きな曲を聴いたり、口ずさみながらすると、自分で数えるよりもゆっくり時間をかけてできますよ♪
今日の一言
『どんなストレッチでも、
20秒キーーーーーープ!!』